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事務の作業性も十分に考慮した医事機能

最大限の自動加算

無条件に加算できるものは自動加算、指導料などの医療行為を請求できる可能性があれば、ポップアップでユーザーに知らせ、まるめ、回数制限などは自動判断します。自動加算110種(対象2万5千項目)、判断料自動追加11種(対象1629項目)、まるめ700種、算定回数制限1680項目、包括3040グループ(対象1万1千項目)、併算定不可1442種(2万6千項目)主たる項目だけ算定169種(976項目)、ユーザー問い合わせ17種、を自動計算します。

請求先の自動振り分け

支払基金、国保連合会、自治体、患者自費、患者自己負担、などの請求先をドクターソフトが自動的に振り分けます。医療行為の入力を請求先別に分ける必要はありません。社保、公費、自費、自賠責の医療行為が混在してもドクターソフトが自動的に請求先ごとの請求書を作成します。制度上、請求先を自動判断できない医療行為項目は、ユーザーが項目ごとにマークをします。

事務員用の画面、完全コード入力、ワンタッチの患者仮登録、などで混雑回避

ドクターソフトは、大量の入力を高速に行う事務員専用の入力画面も備えています。レセコンのようにコード入力もできます。また、「20R」(Rはリターンキー)の3タッチで自己負担20%の新患を仮登録して窓口計算でき、手が空いてから患者名や保険番号を入力することもできます。事務作業にも十分配慮した設計です。

請求カレンダー表示の上でそのまま入力/修正/計算できる

請求カレンダー上で実施日の列をクリック、ドラッグするだけで、入院など複数日まとめて入力できます。さらに、カレンダー上でレセプトと全く同じ一ヶ月分の請求計算ができます。計算結果は、細目が日ごとに表示されるので、いつ、どのような加算が発生したか、あるいは、入院料がいつから減額されているのか、一目で把握できます。また、カレンダー上でも直接修正し、即時、総請求額を確認できます。入院で特に便利ですが、外来でも使うことができ、レセプト発行前のチェック/修正に絶大な威力を発揮します。

すべての診療科、保険/公費に対応し、保険切り替えもワンタッチ

歯科を除き、調剤薬局と入院を含むすべての診療科の請求計算ができ、一患者が複数診療科を受診した場合も、患者が複数の保険や公費を持っている場合も、患者登録は一つ、カルテも一つです。保険の組み合わせに応じて自動的に請求振り分けを行い、保険請求書、総括票、患者負担請求書を作成します。労災保険、自賠責、特定検診、全国の公費、自費、混合診療、介護保険(様式 2,5,7,10,11)、障害者福祉(様式2)、DPC、すなわち、診療所、病院、施設でのすべての請求をカバーしています。面倒な保険の切り替えも、画面上でビジュアルに簡単にでき、過去にさかのぼって保険を変更したときには、自動的に患者負担金の差額を計算します。

レセプト計算の世代管理

レセプト計算対象の年月日により、その時々有効な点数と計算方法を自動的に判別するので、4月に法改正があった後で、3月分の再計算をするときなども、改正時期を一切意識する必要がありません。たとえば、3月20日から4月10日の期間の請求をする場合、計算は一度に行いますが、20-31日分は旧法律、以降は新法律に基づいた計算をします。何年も過去にさかのぼって再計算することも可能です。

全国に対応した地域公費

全国600種類の公費は事前に登録されおり、それぞれの請求方式に合わせた請求計算を行います。公費請求方式を設定する専用のツールがあり、どのような方式でも画面上で設定が可能です。このため、事前登録されていない公費を追加し、登録公費が変更された場合は変更することが随時、遠隔操作でできます。

高速なレセプト作成

レセプト作成は、患者一人当たり、外来は一秒以内、入院は数秒で処理します。診療所は、おおむね20分以内でレセ電算請求ファイルを作成できます。どのPCでもレセプト請求処理ができるので、請求に使っているPCが故障しても他のPCで即時代行可能。窓口業務やカルテ記入を行いながら同じPCでレセプト処理をすることもできます。複数のPCで分割処理もできるため、患者数が多い場合も処理時間を短縮できます。

オープンシステムで無限の拡張性と汎用性

機器も内部データも完全にオープン、カルテデータはユーザーのもの

ドクターソフトは、広く使われているMS-WINDOWS上に構築されていますので、PCやプリンターなどの機器は、最低限の性能を満たしている機器であれば、ユーザーが幅広く選択できます。ドクターソフトに蓄積される患者や診療のデータは、汎用的なXML形式のデータとして、すべて、完全に、取り出すことができます。データを取り出す機能はドクターソフトに含まれており、ユーザー自身でも好きな時に取り出すことができます。XMLデータ仕様も公開しているので、データを他社の電子カルテなどに渡すことができます。(他社がXMLを読み込む作業を行う必要があります)いかなる理由であれ、使用中止の場合は、ドクターソフト内部に蓄積されたデータは仕様書とともにユーザーにお返しします。

カルテデータを取り出す、とり込む

ドクターソフト中のテンプレートや患者カルテ情報など、すべてXML形式で外部にエクスポートできます。エクスポートされたXMLは表示位置なども含めた完全な情報を含むので、ドクターソフトにインポートすると完全に元のカルテやテンプレートが復元されます。このXML形式の仕様は公開されているので、このXMLを解釈しインポートする仕組みを他社が付加すれば他社のカルテであってもカルテを復元することができます。

大規模病院まで使える拡張性

それぞれのPCで稼動しているドクターソフトプログラム変更することなく、データベース(DB)サーバーをマイクロソフトSQLサーバーなどの大規模用DBに置き換えることができます。PC台数やユーザー数が多く、DBサーバーを24時間止めることができないような大病院でもドクターソフトを利用できます。

他のシステムにカルテ情報を開放

他社のプログラムからドクターソフト内部のデータをリアルタイムで読み書きすることのできる「SEHLP」というCOMインターフェースを備えています。「SEHLP」は仕様を公開していますので、機能を拡張するプログラムを他社でも追加することができます。「SEHLP」はドクターソフトにログインしたときだけに利用できるので、拡張機能はドクターソフトのセキュリティーの基で動きます。

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