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ドクターソフトニュース(2004/8/26) ドクターソフト(DRS)がRS_Baseと完全連動


ドクターソフト(DRS)がRS_Baseと完全連動

RS_Baseは、山下郡司先生(連絡先:http://www.zenryoku.com/file/RSB2004.txt)が製作した、検査結果や画像データをファイルして参照するためのフリーソフトです。

DRSは、RS_Baseと連動して次のことを行うことができます。

A)DRSで患者を再来したときに、RS_Baseで自動的にその患者の検査結果画面を開く。

B)DRSで登録した新患の頭がき情報を、RS_Baseに自動的に渡し、保存させる。

C)DRSの患者薬暦をRS_Baseに渡して、RS_Baseで薬暦と検査結果の相関表を表示する。

1)必要なファイルの取得方法

以下のLZHファイルを取得し、ディレクトリ情報付きで解凍して下さい。
http://www.yuiconsulting.com/DrsRsbaseConnection/DrsRsbaseConnection20110915.LZH

解凍すると以下2つのフォルダができます。
「connection」
「scripts」
各フォルダには目的ごとにファイルがまとめられています。

なお、DRSのWEBページのSTDまたはUPDからも同じファイルを取得することができ、この場合はインストール作業を自動で行うため、手動によるインストール作業(以下の項目2,3)は必要ありません。
 

2)A,B機能のインストール

「connection」フォルダ内のファイルを、次の手順でDRS環境にインストールすると、上記AとBの機能が使えるようになります。

connectionフォルダー中の、RSBASE.EXE、RSBASE.INIの2ファイルを
2-1)RSBASE.EXEを\DRS\WIN3フォルダにコピー
2-2)RSBASE.EXEをスタートアップに登録

次の3プログラムの日付を確認し、この日付より古ければ、入れ替える。

\DRS\WIN3フォルダ内
NB832.EXE:    2004/04/17 17:58 
NB732.EXE:    2004/04/17 18:20
SEHLP.DLL:    2004/01/06 14:39

・NB732.EXE,NB832.EXEの入れ替えはDRSのWEBサイト( http://www.yuiconsulting.com )からUPDするか、サポート担当者にお問い合わせ下さい。

・SEHLP.DLLの入れ替えはDRSのWEBサイトからUPDするか、 または、
「connection」フォルダ内の
    SEHLP.DLL
    REG_SEHLP.BAT

を、\drs\win3 にコピーし、
\drs\win3\REG_SEHLP.BATを実行してください。


A,B機能の使用マニュアルは、RSBASE_MANUAL.TXT です。

連携するためのプログラム(RSBASE.EXE)は、C++で作られていますが、ソースコード を公開しています。ご自由に改変して使ってください。いろいろ広範囲に応用が可能です。

このC++プログラムは、起動するとメモリー中にロードされ、スリープ状態に入ります。DRSのカルテプログラムは、節目節目、たとえば新患登録時などに、WIN32イベントを発生しています。RSBASE.EXEは、必要なイベントが発生するとスリープ状態から目覚め、DRSカルテ(NB832)のCOMインタフェースを呼ぶことによりカルテから必要な情報を得ます。また、場合によってはさらにSQLコマンドを発行してDBを検索し、RS_BASEに渡すための情報を収集し整形します。

説明:            RSBASE_SOURCECODE_MANUAL.TXT
ソースコード:   RSBASE_SOURCECODE_20040427.lzh


3)C機能のインストール

「scripts」フォルダ内に関連ファイルがあります。

フォルダ内の次の8モジュールを
RSBSHELL.VBS
RSBSHELLPOPUP.VBS
RSB_SHOCHIYAKUZAI.VBS
OledbprovForDbman.dll
Oledb.ini
Deal32.dll
DrsUtilCom.dll
RSB_REG.BAT

\DRS\WIN3フォルダにコピー し、\DRS\WIN3\RSB_REG.BAT を実行してレジストリ登録して下さい。

C機能のユーザーマニュアルは、RSB_SHOCHIYAKUZAI.TXT です。

この機能は、DRSカルテからWINDOWS SCRIPT を起動し、スクリプト中でSQL文を使ってカルテ表示中の患者の薬暦をDRSのDBから抽出し、RS_BASE形式のテキストファイルを生成します。DRSは、スクリプトをカルテプログラムのメニューに登録できるので、このスクリプトを応用するといろいろな連携機能や機能拡張ができます。ご利用ください。

以上

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